男性管理栄養士の雑談部屋

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傍観者効果とリーダーシップの戦い ~学校生活・就活編~

皆さんは傍観者効果ってご存じですか

傍観者効果

近くに援助を必要とする他者がいる場面で、自分以外の人が存在すると援助行動が起こりにくくなる現象

誰かがやってくれる、どんな結果になっても自分だけの責任じゃない、などのように考えてしまうことから生じます。

本来は自分だけが責任を負うことを回避するために生じる行動ですが、私もこれに関しては経験があります。

あえてここでは積極的傍観者効果、消極的傍観者効果という名前を勝手につけて話します(ちゃんとした用語があるかもしれません?)。

 

①積極的傍観者効果

恐らく上記で紹介した責任の回避に関して、もともとやりたくない、関わりたくないという心理があるうえで、結果として誰かにお任せして援助行動が生じないと捉えています。よって順番で考えると

回避したい心理→行動生じない

です。これを、心理が先行して行動が生じないということで積極的傍観者効果としましょう。積極的に傍観者になろうとしているんですね

 

②消極的傍観者効果

対し、もう一つの消極的傍観者効果は今の自分に当てはめて感じていることです。

まず消極的傍観者効果となんぞやというお話です。

援助を必要としている人を発見しすぐさま援助行動をとろうとした。が、自分よりもさらに行動の早い人が現れて手際よく援助行動をとる。なんなら周りに的確な指示を出し始める。そこで気づく、「私いらないのかな...」

自分よりも積極性や行動力、リーダーシップの優れた人が現れて実際に機能し始めると、自分は必要ないのではないだろうか、頼られていないのではないだろうか。そう考えてしまうことがあります。これが結果として、援助行動の不発へ。消極的に傍観者に成り下がったわけです。

行動しようとした→外部因子によって行動意欲抑制→行動生じない

援助行動するときに「どうしようどうしよう、助けたほうがいいかなぁ?(オロオロ)」という過程は一切生じていません。ただ、行動しようとしたのに、行動し始めたのに、その瞬間にストッパーがかかるんです。もったいない...

この消極的傍観者効果はバイト先であったことです。

バイト先で、普段は自分にしかできない仕事が沢山あって周りに任されてテキパキと働いています。でもたまにシフトが一緒になる先輩と働くと、その時には自分にしかできないはずだった仕事がその先輩もできて、自分の仕事がどんどんなくなっていくんです。まだ仕事が減っていくだけならいいんですけど、周りの人たちもその先輩がいるときにはその先輩を積極的に頼るので、結果としていつもなら頼られてお願いとかされている自分の立場の必要性が薄くなると感じてしまいます。そうなると、その日はいつものようなバイトへの積極性は発揮されず...。

このバイト以外でも色々な場で似たような体験が何度かありました。最初、この記事を書くとき「消極的」ではなく「劣等性」という言葉を用いていました。ただ、劣等という言葉の意味は、文字のとおり、劣っていることを表しています。はっきり言って「嫌」でした。誰かより劣っているなんて思いたくありません(負けず嫌い)。

ということで、あえて「消極的」という言葉に転換しました。自分はできるんだ、その時は援助行動を真っ先にできなくても、バイト先でうまく自分を発揮できなくても。

その環境条件が偶然、自分を消極的にさせてしまうものではあったけれども、普段ならうまくやれている、リーダーシップを発揮して十分に力を発揮できてる、そうポジティブに考えます。

 

なんか今ここにきて、消極的傍観者効果がただの劣等感なだけに思えてきましたが、まぁ、、、話の方向性がよく分からなくなってきたので一旦終わりましょう

 

とりあえず、ここまで傍観者効果を語ってきたうえで何が言いたかったのかというと、「就活ではそんなこと言ってらんないゾ」ということです。誰かがやるだとか、自分よりもできる人がいるからとか、そんなこと考えて行動できなかったら就活で落とされますね。グループディスカッションとかもあるので、そのとき自分に割り当たったポジションのなかで精いっぱい頑張るしかないです。

 

 

では最後に、お仕事や勉強、就活を頑張っている皆さんへ応援ソングのご紹介

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