栄養教諭志望・教員採用試験レポート 二次試験<面接・集団討論>
皆さんお疲れ様です。
夏もそろそろ終わりかなーってくらいに涼しくなってきましたね
焼き芋が美味しい季節となりました
そして皆さんにご報告!
教員採用試験の全日程が終了いたしました。
教採二次試験の内容は二日間に分けて行う個人面接2回と集団討論2回。
ペン握って勉強するよりもお喋りする時間を確保しよういうと戦法に決めて、この1カ月間はとりあえず誰かと会って喋りまくってました。
大学に行けば誰かに会えるし、研究室に行けば先生もいるし、まずは家にこもって誰とも喋らないような日を作らないようにしていました。
で、むかえた二次試験1日目。
初日は面接1回、面接室に入り面接開始。
受験番号と名前をお伝えし、まずは定番の志望動機。
けどこの後が定番ではなかった、、、。
なんと志望動機をお伝えしたあとに言われたのが
「栄養教諭というお仕事があるんですね、初めてお聞きしました~」
☺「!?」
これにはびっくり。この発言からするに、恐らくこの面接官の方は人事コンサルタント系企業の方なのでしょう。。。
面接される側としては、既に面接官側は栄養教諭の職務や専門性についてご理解があると思っていたので、まさか栄養教諭を全くご存じないとは、、、。
なので、そこからは自身の栄養や教育に関する専門性についてのアピールする機会は少なく、まず「そもそも栄養教諭って何するの」という根本を質問されて答えるという形に。
教育委員会よ、、、どんな意図があるのだ、、、
結果として、何かをお伝えする、お答えするという過程で伝える熱意はお見せできたと思いますが、具体的な中身については中々深堀りトークできず、、、
かつ、面接自体も始終雑談のような雰囲気に。。。
堅苦しさがみじんも感じられず、緊張感もどこへやら、、、
こんな形での消化不良があるとは思いませんでした。
で、次はこんなグダグダな面接はしないと気持ちを引き締めて迎えた2日目
この日は個人面接2回目と集団討論2回
そして緊急事態発生、くしゃみと鼻水が止まらない問題
最悪でした、、、朝起きてからずっとくしゃみしっぱなし、鼻水も止まらない、そのせいで長時間しっかりとしゃべっていられない、、、コンディション最悪
メンタル的には快調なのに、身体が追いついてない。
どうしようもなく、ずっとこのままくしゃみと鼻水オンパレードのまま会場へ向かいました。
ですが、ここですごいなと思ったのはアドレナリン
面接10分前くらいまでは鼻水と戦っていたのに、面接直前になって緊張感出てきて交感神経優位に。アドレナリン分泌も好調
結果的に面接時には鼻の状態が回復していました。両鼻スースー状態で、普段通りのおしゃべりができるように。
アドレナリンと交感神経の完全勝利でした。
アドレナリンパワーのおかげで、面接中はイイ感じの緊張感と質問への適切な解答。
恐らく問題なし
そしてこのまま乗りに乗った状態で集団討論会場へ、、、
集団討論は、年によって校種がミックスになったり同校種でグループになっていたりと、組まれ方次第で合否を大きく左右する大事なもの
グループの受験番号一覧を見れば分かるのですが、果たして、、、
とか思いながら会場へ行ってみたらなんとびっくり、男性の方がいらっしゃる。
これは校種ミックスだな、、、と確信しました。
栄養教諭は担任をもたなかったり、給食センターに配置されて学校には在中しなかったりと、教員としての働き方がかなり特殊な部類なので、色々な校種がミックスになると不利になりがちなんですよね。
「いやーこれは気合い入るなー」思いながら、受験番号を見に行くとまたまたびっくり。なんと皆さん揃って栄養教諭の受験番号ではありませんか。
ということは男性栄養教諭志望の方、、、!
まずは栄養教諭志望の人でグループ構成されていたことに感謝でした。
同じ校種というだけでかなり話しやすい。
そしてその話しやすさがすぐに表れ、待合席で座っていたら自然と両サイドの人とお話が弾むんですよね。
A「栄養教諭志望の方ですか?」
B「はい、皆さんもですか?」
C「よかった~皆さん栄養教諭志望なんですね!皆さんで頑張りましょう!」
雰囲気最高ですね、これは話やすいこと限りなし
1グループ5人なんですけど、皆さんのお話を聞くと、1人は保育園で栄養士をされている方、2人は現役で栄養職員をされている方、もうお1人は、、、忘れてしまいましたが給食関係のお方。
そして皆さん教員採用試験も2回目だったり3回目だったりということで、なかなかに大きい壁、、、
栄養教諭の採用予定が例年若干名ということもあり、どんなに勉強しても毎年1人か2人しか採用されないのが難しいところです
とか色々考えながらもそんなこと言ってビビッてはいられないので、討論してきました。
まず討論1回目
「外国人児童生徒が公立学校に在籍していますが、どのような配慮をしますか」という内容。
監督官の方より「皆さんで進行役(司会)を決めてください」とのことで、どなたも最初は周りをうかがってらしたので、挙手させていただきました。
で、まぁ討論できたにはできたんですけど、、、
「しゃべりすぎたかなぁ(苦笑)」
今まで友人との練習では、しゃべりすぎないように、協調性を忘れない、ということを最優先にして立ち回れていました。
けど。。。いざ本番となって熱意が前に出すぎてしまいました苦笑
やっぱり本番だと素が出てしまって抑制を効かせずらい、、、
と感じながら2回目の討論に突入。
2回目は特に役を持たずに発言者役に徹するのみよかったのと、司会の方の采配が素晴らしく、こちらも発言量をしやすかったので、うまくいきました。
討論が終わって会場を出てから、討論グループの皆さんと
「お疲れ様でしたー!ありがとうございました~!」
と感想会。同校種同士だと本当にお話させていただいてて楽しいですね
帰り道も30分くらいお話させていただいて、過去の教員採用試験のお話や、現在の栄養職員の仕事について沢山お聞きすることができました。
で、皆さんとお別れして帰宅しながら思いました。
自分ももちろん頑張って勉強したし、栄養教諭になりたいとは思っています。
ただそれは皆さんも同じですし、何よりもその自治体にとって良いのは、採用してからしっかり一教員としての機能を十分に発揮してくれることであると思います。
そう考えたときに、その個人が優秀であろうとなかろうと、その前に栄養職員のような現場での下済みをしていて、そのうえで栄養教諭となったときにしっかり全体を指示・管理できるだけの経験値とそれに基づいた柔軟な対応力が必要だと感じました。
なので恐らく、誰を採用するのか自治体側が検討するにあたっても、一次の筆記や二次の面接と討論、そして履歴書や願書を総合的に勘案して、恐らく新卒を採用するメリットは薄いのではないかと考えています。
実際、新卒の栄養教諭を募集せずに、栄養職員としての経験5年以上の人のみを栄養教諭の応募条件として課している自治体もありますし、、、
とかとか考え、不合格だった場合にも納得できてしまう試験だったなぁという結論に至りました。実力不足というより、正式な文面で証明できる経験不足?
栄養教諭に新卒採用されている方と、採用に踏み切った自治体さんはすごいなぁと思いました。
ちなみに教員採用試験の結果は10月15日です。
しばし報告をお待ちください、、、。
そして
まず今まで沢山の方に応援していただき、本当にありがとうございました。
1次試験までは自力でもモチベーション燃やして戦えていましたが、2次試験対策となった瞬間にバーンアウト。なんともモチベーション維持が難しい1カ月でした。
でもそこで沢山応援してくださった先生方や友人のおかげで、なんとか耐えることができました。
面接練習はかれこれ10回以上やりましたかね。
受験先の自治体の教育委員会にいらっしゃった先生や、元校長先生まで、本当に沢山の先生方にお世話になりました。
そして集団討論。
8月あたりは、集団討論が他の人を長時間拘束してしまうというと思って申し訳なくて練習するの諦めていたんですけど、むしろ友人たちの方から
「集団討論やらなくていいの?」
「言って!いつでも手伝うよ!」
「やろうよ!ほんとにいつでもいいから!」
と言ってくれました。心より感謝、誠の感謝。涙の感謝。
「持つべきは友」と言いますが、本当ですね。友人たちの応援もあり、5回くらい友人たちと集団討論の練習をすることができました。やはりやるのとやらないのとでは大違いです。そして何より良い思い出になりました。友人たちが私のために集まってくれた、時間を割いてくれたということに感謝とありがとうです。
ここまで沢山の方々にお世話になったので、ぜひ良いお知らせをお伝えしたいです。
というか結果報告をしなければならないお相手の人数がもう、、、何人なるんだか(笑)残念なお知らせは避けたい限りでございます
ここまで色々な人に助けていただいたり応援されたことはないですね。
ありがとうございました。
そしてブログ読者の皆様、ここまで長文読んでいただき、ありがとうございました。
一人の学生が栄養教諭を志して試験に立ち向かうまでのお話でした。
あとは結果報告をお待ちください。ありがとうございました。
あ、別にブログ最終回とかではないです。ブログ自体は続きます(笑)